病気・症状
外耳炎の症状や原因は?子供だけでなく大人も・・・
外耳炎は耳に炎症が起きる病気です。
どうしてもプールや海に行く場面が増えるシーズンには特に外耳炎が増えてきます。
そこで外耳炎についての症状や原因、治療について簡単にまとめてみました。
子供だけでなく大人にも発症します。
外耳炎の症状について
外耳炎になるとまず症状としてかゆみが出てきます。
とにかく耳の中がムズムズとかゆく何とも不快な感じになります。
ついつい綿棒などで触ってしまうと今度は透明の液体が耳の中から出るようになります。
ここまで来てしまとかゆみはさらに酷くなって次には耳全体に痛みを感じるようになってしまうのです。
腫れてしまってさらに症状が進むと血膿が出て来ます。
決して楽観視せずに必ず耳鼻咽喉科を受診してください。
知らない間に治ったとしても必ず同じような症状を繰り返すという特徴もあります。
外耳炎が酷くなると耳の穴がふさがってしまうほどに腫れてしまいます。
こうなってしまうと綿棒すら通らない感じになります。
外耳炎の初期症状としてかゆみが出てくるというのを覚えておいてください。
外耳炎の原因は?
最初は耳のかゆみなどが主な症状です。
かゆみがあるのでついつい綿棒で反射的に耳を触りすぎていませんか?
その耳のかきすぎが外耳炎の一番の原因になってしまうのです。
特に大人はこのことが原因で外耳炎になることが多いです。
つまり自分で傷つけてしまった外耳に炎症が起きてしまい、そこに細菌や真菌が感染することで治りにくい外耳炎に進行してしまうというわけです。
たかが外耳炎・・・と侮らないでくださいね。
また子供の場合でも、耳のかきすぎが原因ということもあるのですが、プールや海に入った後に発症することもあります。
水に含まれているわずかな細菌が原因ですが、子供がプールや海に入った後に耳がかゆがっている場合には注意してみてください。
外耳炎の治療法は?
外耳炎になってしまったらまずは耳鼻咽喉科で耳の中の分泌物などをきれいに掃除してもらいます。
そこからは治療です。
痛みがある場合には鎮痛剤を使ってしばらくは点耳薬を使って治療をしていきます。
あまりにも外耳炎の炎症が強い場合には抗生剤を使う場合もあります。
膿が出ていたり腫れが強い場合にもきちんと症状を抑えないと耳の奥にまで炎症が進んで骨の内部にまで影響を及ぼす可能性があります。
必ず医師の指示のもと点耳薬は耳に入れて薬も指示通りに服用することが最低限、患者の行うべきことです。
耳のかゆみは一見大したことのない症状に見えますが脳にも近い場所ですので早期に治療を開始することをおすすめしたいです。
最後に
耳のかきすぎと言ってしまえば、それまでなのですが、プールや海に入った場合だと必ずしもそうとは言い切れないというのが厄介なところです。
初期症状が普段あまり気にしないようなことなので、それはそれで厄介なものだと思います。