言葉
重傷と重体の違いは?漢字一つ違うだけで意味が変わる!
事件や事故が起きたときにニュースで
「重傷です」とか「重体です」という
報道がなされます。
この2つ言葉を聞いていると
重傷と重体の違いは何なのかと
思いませんか?
どちらも良い状態ではないのは
確かですが、明確な違いがあるのか
気になりますよね。
そこで重症と重体の違いについて
調べてみました。
これを知っていると
よりはっきりとニュースの内容が
理解できますよ。
重傷の意味
重傷の意味は文字通り
重い傷を負うことを意味しています。
全治1カ月以上必要とする傷を
全て重傷として扱います。
重体の意味
重体の意味は命の危険性が高い
状態のことを意味しています。
命の危険性が高い状態のことを
表わしているだけなので
この言葉だけでは傷の状態は
わかりません。
報道用語の1つで、
医療機関でも同じような意味で
使われています。
重傷と重体の違いはココ!
簡単に重傷と重体の意味を説明しましたが、
重傷と重体の違いは
命の危険があるかどうか
ということになります。
重傷は重い傷を負っていますが、
命の別状はありません。
重体は傷の具合はわからないですが、
命の危機にあるというということです。
けど、調べて思ったのですが、
なぜ重体という言葉を
使うのでしょうかね。
業界用語は一般人には
わかりづらいのに・・・。
テレビや新聞では時間や文字数の
制限があるので、わざわざ
命の危険がありますというよりは
重体という2文字ですむというのは
ありますけどね。
重体という言葉以外に
あればいいですけど、
現状はそれ以外になさそうです。
重傷と重体と聞いたとき
重傷は「傷が重い」
重体は「状体(態)が重い」=「命の危険」
というふうになります。
最後に
重傷は文字通りのままでしたが
重体は業界用語だとは
思いませんでした。
漢字1つ違うだけで
意味が変わります。
読み間違いや聞き間違いを
すると、相手の状態が
変わってしまいますので
注意しましょう。