言葉
大寒とはどういう意味?縁起の良い食材があるよ!
大寒という言葉を聞くと皆さんはどういう感じがしますか?
文字からしても、ものすごく寒いという感じがしますよね。
寒いという感じはするのは確かですが、具体的に大寒という意味はご存知でしょうか?
そこで大寒についていろいろと調べてみました。
大寒の意味は?
大寒とは文字通り寒さが厳しい時期を指します。
その大寒の期間としては小寒の日から15日後を指します。
一年の中でも最も寒い期間なのですが日本には邪気を払うという意味で寒稽古が行われたりすることでも良く知られています。
また年によって大寒の日が多少違うのですが、1月20日か21日が多いです。
(2016年は1月21日)
そもそもは二十四節気の中の二十四節目に当たる日なのです。
よく寒中見舞いの文面に「大寒の候・・・」などと書いたりもします。
一方で凍り豆腐や寒天や酒やみそを仕込む時期としても大寒は最適とされています。
寒さをマイナスに捉えるだけではなく大寒の寒さを利用して熟成させるものがあるということも覚えておいてください。
大寒に行われるイベント
テレビにニュースなどで見かけますが男性がふんどし姿で冷たい水を浴びている寒行の様子がそうです。
女性でも白装束になって冷水を浴びる大寒みそぎというものが地方によっては行われています。
一年間無病息災を願っての寒行はいつの時代でも言い伝えられているものです。
大寒の日のおすすめメニューは?
美味しい根菜類を大いに利用してお鍋などはいかがでしょうか?
例えば旬の魚であるブリと大根を塩味で煮込むお鍋とか、体を温めるために冬野菜を集めて生姜味の鍋を囲むというのもとても良いアイデアだと思います。
寒たまごというものがあります。
大寒の日に鶏が産んだ卵のことですが、このたまごを食べると縁起が良いとされています。
寒さのために鶏の産卵が減ってしまう時期に産んだ卵には滋養がたっぷりと含まれているというわけです。
その上、このたまごを食べると金運までアップするとされています。
寒い時期は志向も何となく下降気味です。
そんな時にはささやかに大寒にちなんだ献立を考えてみたり大寒たまごを手に入れたりと小さな喜びに心を躍らせるというのも悪くないと思いませんか?
最後に
大寒は間違いなく寒いということだけは確かです。
寒いことは寒いのですが、その寒さで鶏の卵には滋養が多いというのには驚きですよね。
おまけに金運アップもあるわけですから、ぜひとも食べたくなります。