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中秋の名月とは?お供え物の食べ物は?
2015年は9月28日が中秋の名月の日とされています。
私たちの住む日本にはこの日に家族揃ってお月見をするという風流な過ごし方があります。
今年の中秋の名月の日にはぜひおすすめします。
月見団子にススキを添えて秋の行事の一つとされています。
中秋の名月について
秋の夜空というのは非常に澄み切っています。
秋の空を仰ぐとよく分かると思います。
この秋の夜空に上る月をいわゆる「中秋の名月」と名付けて鑑賞するという風習はかなり昔から言い伝えられているのです。
中秋の名月という言い方よりもお月見と言う表現の方が受け入れられてるよう思います。
いずれにしても月を鑑賞するという意図と祝うことや拝むことに意味があるのです。
お月見自体は神聖な行事でもあるのです。
秋が少しずつ深まって来る時期には収穫物も増えてきます。
稲刈りなどの時期にもあたりますので今年の収穫に対しての豊作をお祈りするという意味合いもあるのです。
また古く中国から伝来したという言い伝えもあります。
月を見るということが一つの風習であって遣唐使が日本にその月見の風習を言い伝えたという説もあるのです。
満月になる場合とそうでない理由は?
満月の日とそうでない日があるのは変わりやすい秋の空模様にもよるからです。
月の高さもその年によって変わってしまいます。
様々な気象条件が絡み合って見事な満月になる中秋の名月もあればそうでない場合もあるということになります。
中秋の名月のお供え物は?
お月見のススキ
ススキをお月見に飾るのには意味があります。
古来よりススキにはな除けの意味があるとされているからです。
これから始まる秋冬への健康祈願やその他の願いも込めてススキを団子と一緒に飾るわけです。
お月見を終えたススキは決して捨てたりせずに玄関に飾ったり庭に差して保管するのがほとんどです。
お月見とお団子
月に対してのお供え物ということで団子を備えるとされています。
実際には月見団子として販売されるようになったのは食べやすく、月見自体をイベントとして人々に受け入れやすくするためだと言われています。
最近はお月見団子としては白くて丸いお餅よりもあんこで包んだものの方がポピュラーになっているのもそのためだと思われます。
最後に
せっかくの中秋の名月ですから、晴れてほしいですよね。
お天気だけは人の手で何とかなるものではないので、晴れることを祈るばかりです。
けど、お団子は前もって準備ができるので、お団子を美味しく食べるというのもいいかもしれません。