病気・症状
牡蠣にあたる原因は?選び方や調理に気をつければ大丈夫!
牡蠣のシーズンになるとスーパーなどでも多く並ぶようになります。
生で食べて美味しいですし、牡蠣フライにしても美味しいです。
けど中には牡蠣を食べてあたるという人がいます。
食べてあたるって一体どうしてなんでしょうね?
そこで牡蠣を食べてあたる原因などについてまとめてみました。
注意しないといけないところがあるので、きちんと読んでおきましょう。
牡蠣を食べてあたる原因は?
牡蠣を食べてあたる原因には、牡蠣という生き物の特徴を知っておく必要があります。
まず牡蠣というのは海水を多くろ過して栄養素を作り出すという性質があります。
その海水の中にあるプランクトンを主食として体内に取り入れています。
そのプランクトンなのですが、実は毒性のあるプランクトンも含まれています。
牡蠣が毒性のあるプランクトンを取り入れると、そのまま毒性が体内に留まります。
その留まったものが菌やウイルスになります。
そんな菌やウイルスの多い牡蠣を食べてしまうと、食中毒の症状が出てくるのです。
簡単に言ってしまうと、毒性のあるプランクトンをたくさん体内に取り入れた牡蠣を食べたから牡蠣にあたるということになります。
そもそも牡蠣のような二枚貝というのは食中毒の原因になりやすい食べ物ではあるんですけどね。
牡蠣を安全に美味しく食べるためには?
まず牡蠣のむき身の選び方ですが、ぷっくりと艶があって丸みを帯びているものを選んでください。
それに牡蠣の周りの縁の色をよく観察してください。
くっきりと黒色が鮮やかなものほど新鮮なものと言われています。
また貝柱の方にも注目してください。
例えば乳白色になっているものや黄色に近い色をしているものは鮮度が落ちている可能性が高いので要注意です。
殻つき牡蠣の場合には、まず水洗いをした後にフライパンやホットプレートで最低でも8分程度は加熱してください。
焼き網で焼く時には水洗いした後にアルミホイルで包んで5分~8分程度は焼いてください。
少し多めに時間を設定してしっかりと熱を入れるということが重要です。
時間を短めにというのは避けてください。
他にも熱湯で3分以上茹でるか、牡蠣フライの場合でも中まで火を通すという意識は大事になります。
あと、お店で売っている牡蠣を生で食べる場合は必ず生食用のものを選んで買ってください。
加熱用の牡蠣もあるのですが、それは生で食べることを前提にしたものではありません。
最後に
牡蠣はあたると食中毒の症状が出て苦しい思いをするのですが、選び方や調理方法を間違えなければ問題ありません。
牡蠣は海のミルクと言われるくらい栄養があるので、牡蠣の時期になったら、食べてみたいものです。