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お盆のお供え物は何がいいの?お花を選ぶときは注意を!
8月になるとお盆の時期を迎えます。
仏前にお供えをするのが習わしですが、実際に何をお供えすればいいのか迷う時はありませんか?
ご先祖様がお盆の時期に戻って来るという意味を感じて盛大にお供えしましょうというのが一応、地域を問わず言い伝えられていることなのです。
簡単に言いますと、お線香、灯り、お花、食べ物、お水と覚えておくと便利だと思います。
お盆の時期には他の用事を先持って済ませて十分に先祖を供養するという気持ちが大事なのです。
そこで少し具体的にお盆についてまとめてみました。
お盆のお供えをする意味は?
お盆の時期には天国に旅立った人の魂が仏前に戻るとされています。
日本人は古くからお盆には墓参りをして仏前に手を合わせてお供え物をするという習慣があります。
お盆の時期は家族で過ごしたり、お墓参りに行き、お供えをきちんと施すということが故人を忍ぶ意味でも大事なことなのです。
簡単に言い換えれば天国から戻って来る魂を精一杯のおもてなしでお迎えするという意味なのです。
これが盆の供養と本質なのです。
せっかく戻ってきてくれたのだからゆっくりしてくださいという真心を込めて故人の好物などを備える場合も多いです。
お供えに特別なルールはありません。
常識の範囲で故人の好物をさりげなく仏前に供えるということこそ意味があると思います。
お供えするものは何がいい?
お盆になるとお供えものの準備に忙しくなります。
現代ではあらかじめセットにして売り出している場合もありますが、大まかに何をお供えすれば良いのかを覚えておくと便利だと思います。
よくトウモロコシなどの吊るされるものをお供えにしますが、稲やアワなどを用意するのが大変な場合にはトウモロコシが一番入手しやすいと思います。
農作物もお供えします。
里いもなどが代表的だと思います。
そして赤い実も見かけませんか?
これはほおづきです。
ほおづきを見かけるとお盆の季節が近いと感じるほど季節感溢れるものだと思います。
その他にはそうめんなどの麺類や団子類やお花が一般的だと言われています。
これらのお供えと共に毎日新鮮な水と線香を焚くことで仏前はお盆の準備がすっかりと整うわけです。
せっかくご先祖がこの世に戻ってくるので仏前を明るく照らすと言う意味でも灯りも大事です。
お供えの花と言えばセットになって販売されていますが、故人が好んでいたお花がある場合にはそれをお供えするというのも良いと思います。
しかしながら香りの強いものなどは向きません。
バラやユリのような芳香の強いものや花粉が多いものは仏壇に供えるには不向きとされています。
故人が好んだ花としてもお供えには他の洋花を代用するなど工夫が必要です。
カスミソウなどは長持ちしますしおすすめです。
最後に
場所によってはルールがありますので、事前に調べておきましょう。
気持ち良くお参りをしたいところですよね。