関西地方
秋の清水寺の見どころは?拝観料は?水の意味や種類は?
清水寺は京都の観光旅行の定番として人気があり、どの季節に行っても楽しめます。
そんな中、京都の暑い夏が終わる頃に秋の清水寺を参拝するという計画を立ててみませんか?
そこで清水寺の見どころや秋の行事についてもまとめてみました。
秋のお出かけの参考になさってください。
清水寺の見どころは?
清水寺は世界言わずと知れた世界遺産になっています。
それだけに最近は観光客も増えて世界的にも有名な場所として認知されてきました。
京都観光では外せないスポットとして根強く人気を誇ります。
清水寺の秋と言えば紅葉が有名です。
見ごろとしては11月の中旬から12月の上旬とされています。
この紅葉と共に仁王門や三重塔などの文化財にも触れて清水寺の魅力を体感して頂きたいと思います。
そしてなんと言ってもやはりメインとしては清水の舞台に立ってみてください。
これは清水寺の本堂の舞台を指します。
この場所は高さが13メートルで幅は18メートル、奥行は10メートルあります。
清水の舞台は必ず自分の足で感じたい場所でもあります。
清水寺の本堂ではまず屋根に注目してみてください。
本当に美しい曲線で作られています。
これを寄棟造りと呼んでいます。
139本もの柱で支えられているのが特徴です。
清水の舞台を含む建物は錦雲渓の斜面に面していてまるでせり出しているかのように見えます。
この構造にも名前が付いていて「懸造(かけづくり)」と呼ばれています。
拝観料について
清水寺は朝の6時には開門しています。
拝観料の方は大人300円で小中学生200円、そして夜間に関しては大人400円、小中学生200円となっています。
水の意味や種類
清水寺には音羽の滝と言う場所があるのをご存知でしょうか。
そこには清めの水が3本の筧(かけい)滝壺にから勢いよく滝壺に落ちているのです。
この3つの水にはそれぞれに意味が込められているのです。
3本の水はそれぞれに「延命長寿の水」「恋愛成就の水」「学問上達の水」と名付けられていて、ご利益を信じて訪れる人は三本の水のどれかを一口飲むということが信仰されています。
清水寺のご利益を受けるためにも一つの水を選んで一口飲むという流儀は現代も受け継がれて観光客の列は後を絶たないと言われています。
ついつい欲を出して滝の水を全部飲もうとすると何の利益ももらえないということも昔からの言い伝えです。
何事も欲張らず控えめにという人としての生き方のようなものを表しているかのような滝水なのです。
最後に
清水寺にある水は知らないとついつい欲張ってしまいそうになりますよね。
3つのお水がどれも欲しいところなので、迷う人が多いと思います。